July 6, 2009
自身のラジオ番組にゲスト出演した、あるヘアサロンの経営者の話をする。「なぜいまの仕事に就いたのか」という、番組お決まりの質問があった。「そいつはね『女に触りたかった』んだって。で、それができる仕事を考えてヘアをやるようになったって。で、あるとき北野 武さんとさ、スタジオで一緒に撮影を待ってたら、武さんが言うんだ。『坂本っちゃんさあ、オレたち、いままでの人生のなかで8割ぐらいは女のことしか考えてないよね』って。まさにそのとおりでさ。『あと1割ぐらい仕事のことを考えてたら、もうちょっとましなことができたかもしれねえよな』って。だけどそこは調節できるもんじゃないから、“ああ、女性のことばっかり考えてるオレはダメだ!”って自省してもうまくはいかない(笑)」夢を持つ、ということを否定しているわけではない。夢を持つ、ということが絶対であるかのように言いくるめようとする、いまのニッポン社会に対して憤っているのである。そしてチープな“感動”をウリにする風潮にも。